8月のお盆が明けてから長く続いた雨が終わったと思うと気温は下がったまま、イチョウの木は銀杏をおとし始め、彼岸花がそろそろ満開を迎えて福岡はすっかり秋めいています。
お祭りやイベントが好きな博多の人々にとって、秋の訪れといえば、
放生会(ほうじょうや)。(全国的には放生会を「ほうじょうえ」と呼ぶそうです)
福岡市東区の筥崎宮(はこざきぐう)で開催されるお祭りで、博多どんたく、博多祇園山笠とともに博多三大祭りの一つとして毎年9月12日~18日の、1週間に渡って盛大に行われます。
今年も秋のスタートとワイワイ気分を味わうために行ってきました。
天神からは約15分ほど、中洲川端駅の構内で箱崎方面行きに乗り換え、箱崎宮前駅で下車すると、地下鉄の出口が参道に直結しています。
千年も続いている「放生会」は、実りの秋を迎えて海山の幸に感謝を捧げるお祭り。見どころは色々あるのですが、一瞬で売り切れるという名物の縁起物「放生会おはじき」の販売からはじまり、およそ1㎞の参道一帯に立ち並ぶバラエティに富んだ700もの露店、現在は18日(最終日)の午後3時に鳩を境内に放つ儀式が行われており、これがいちばん大事な神事とされています。
ここ筥崎宮は厄除けや開運に加えて、勝運向上や合格祈願など、勝負ごとに関するご利益も強いと言われています。今年最初のDMXブログでも登場しました。
百万を数える参拝者でにぎわう放生会だけに、結構な列ができていました。
参拝のあとは境内の回廊にある、「おはじき」や「博多ちゃんぽん」(ビードロ)、池坊いけばなの展示などを楽しめます。
そして露店へ。
露店の種類は毎年進化しつつも、お祭りでよく見かけるものが多いのですが、
葉付きの「新ショウガ」と、「博多ちゃんぽん」を販売しているのは放生会の伝統のひとつのようです。
生き物を弔うお祭りではあるものの、うなぎ釣りや亀すくいも出ていたり、射的、スマートボールや型抜きなどのちょっぴりレトロな遊びを満喫できる祭り定番の露店もあり、ビール片手に子供のようにワクワク。
うなぎ釣りは、釣れたら蒲焼きにしてくれるそうで、挑戦してみました。
うなぎの力が強くて、あっさり糸が切れてしまいました。
さらには名物のお化け屋敷や、今では珍しいらしい、見世物小屋まであります!
昨年、見世物小屋に初めて入ってみたのですが、それはそれはすごかったです。
ヘビ女(!)や、縄文人(!)などの、見たことのない芸がたくさんで、悲鳴と笑いのオンパレードでした。
昨年の体験が衝撃すぎて(笑)、今年は入るのを断念。
ラインナップは毎年変わるそうで、今年はなにがあるのだろうと外観だけ。
ん?
パッ・・・
脳天パッパラ女 ・・・・・・・・
(!!!!!)
どんな感じなのか、想像もつきません。笑
入った人にしかわからないのも魅力です。
九州で見世物小屋が見られるのはこの放生会だけのようです。あの衝撃は是非一度ご体験いただきたいと思います。
脳天パッパラ女を拝むことができた方、是非感想を教えてください。
遅くなりましたが、どうもはじめまして。
昨年春より入社し、現在は事務・経理をメインに同い年の坂田さんを見張っています、
岩尾です。
今月DMXは決算期を迎え、多忙な長谷川さんから遂に直接の指名を受けました。
元花屋で理系出身、と文才のなさに凹みますが、
なんとかみなさんについていけるようにがんばります。
オフィスでは笑顔とお茶を準備してお待ちしています。