前回の海編の後、既に足を運ばれた方もいらっしゃるみたいですが・・・
気にせず志賀島TRIP、
残り2つの魅力をお届けしたいと思います。
夕暮れの浜を後にして向かったのは
こちら「潮見公園」。
車を降りた瞬間、むせ返るような花の匂いに圧倒され。どこからとも無く聞こえてくるけたたましい野鳥の声に、ここは福岡ではなく、どこか知らない南国の地かと言いたくなりました。
それもそのはず・・・
360度、青い海原の前に。
360度ジャングルじゃないですか!
例えるなら、そこの茂みから見たことの無い動物が出てきても・・・ああ、いるよねーと納得しちゃう感じ。
そして、忘れるなかれもう一つの魅力とは。
そんな島の自然と一緒に生きている人々の、素朴なお人柄だと思うのです。
私も海の傍で育ったから少しは分かりますが、そこで生活する人々に取って海は癒しだけ与える場所ではありません。
夏の観光客が引き上げた後、そこに残るのは吹きすさぶ厳しい海風。若者が農業に戻り始めている、なんて声も聞きますが、漁業の世界はどうでしょう。
それでもこの日私が出会った人たちは、とにかく皆明るい。
ちなみに右のオジサマ2人が仲良くやっているのは、何と漁協の隅にある角打ちスペース。昼間から飲んでいるのが奥様にばれると不都合な様ですので、背中で語って頂きました。
(ただ売店の隅にあったTV取材の記録アルバムでは、しっかり女優達さんと写っているので「母ちゃん」にはとっくにバレていると思われます)
今回は海→山コースで回りましたが、玄海灘に面した島の北東側は、意外にもダイビングスポットのようです。メキシカンカラーの倉庫群はその関連施設でしょうか。
また時間が時間だったため、辺りにはロケット花火を飛ばすファミリーしかいませんでしたが、海の中道の北側にあたる浜では1.5m程の波が絶えず打ち寄せていたので、サーフィンを初めて間も無い初心者さんにもいいんじゃないかと。
毎日台風のような豪雨が続いてる福岡ですが、梅雨の明けた頃にはこの小さな島も1年でもっとも賑やかな季節を迎えます。
例年通りであれば7月上旬には各海水浴場の海の家もOPENしているはずですので、糸島だけではなくこちらにも是非、足を運んでみて下さいね。
~オマケ~
帰り道の箱崎埠頭では、一部マニアの方にはたまらない夜景を見ることもできます。(私には全体的にキレイ過ぎますが、コンテナ好きの方には特におすすめです)