2012夏は、島に行こう。 ~海編~


いつの間に梅雨に入ったのか、毎日の蒸し暑さに既に夏バテを思い出している方も少なくないのでは?

斯く言う私もその一人です。そして折しも日曜の夕方、その感情は突然はじけました。とにかくさっぱりしたい・・・・

「そうだ、島に行こう!!」

 


福岡市内で島とくれば、姪の浜からフェリーで手軽に行けちゃう能古島が定番ですが、今回目指したのは志賀島(しかのしま)。

以前とあるご縁で島出身の方と知り合ってから、ずっと行ってみたかったんですよね。

こうして改めて地図で見ると意外に大きく、博多湾全体の面積と比べてもなかなかの存在感であることが分かります。細長い海の中道から陸続きになっている為、車で行けちゃうところもポイント。

もちろん自家用車がなくても、天神からバスも出ているし、非日常的なレジャー気分を味わいたい方は博多埠頭から市営の渡船を使って行ってもいいと思います。
そして待っていたのはこんな景色。

金印公園(ここまでで天神からぴったり1時間)

正面に見えるのが能古島

海の青さはもちろんのこと、南に見える百道のウォーターフロント、西に臨む能古島や玄海島をはじめとした島々の姿。そして北には流れの速い玄界灘。

一遍に360度、様々な表情を見せてくれるのが島の醍醐味とは言え、そこに広がっていた光景は予想以上のものでした。

 

そして島民の誰に聞いても一押しもスポットがこちら。

「そりゃ~休暇村前の浜やね、きれいかよ~」な休暇村海水浴場。

 

他にも2つの海水浴場がある島内でも、緑の芝生に寝転がりながら海と能古島と玄海島を臨む景観が開放的なこの浜は、どうやら一番人気のようです。

スキムボードに興じるサーファーがいるかと思えば、

 

・単身デッキチェアーを持ち込み昼寝をしているおじさん
・一足はやい海水浴ではしゃいでいる子供たち
・子供より真剣に砂山を作るご夫婦
・お味噌汁のだしを論じる女性グループ

などなど

それぞれにリラックスした表情を見ていると、回答率100%を誇るというのも何だか頷ける気がしました。

ちなみに一番初めの写真は、この浜の北端にある沖津島。

そのぽっこりしたシルエットやサイズ感に、子供の頃夢見た無人島そのもの!と興奮しシャッターを切りましたが、島との間の海はこの辺りから玄海灘らしい速い潮の流れに変わりますので、泳ぎに自信があっても気を付けた方が良さそう・・・

なんて勝手に思っていたら、大潮の時だけは渡ることができるとか。

 

行かねば。

青い海はもちろんいいけれど、夕日のスポットでもあるので週末など天神からの会社帰りにふらっと来るのもいいかも知れません。
この他にも潮見展望台から見る森としての島の姿だとか、けたたましく鳴く鳥の鳴き声だとか、南国を思わせる花の匂いだとか・・・皆様にお伝えしたい事は一杯ありますが、丸ごと紹介してしまうと、実際に行く面白さが減っちゃうのではないかと。

そこで続きは、またの機会。
夏真っ盛りの頃に、残る2つの魅力をお届けしたいと思います。