FUCAアーティスト吉田竜平presents ‘ INITIATION’


今期のFUCAインキュベーションアーティスト・吉田竜平さんが仲間をあつめ、FUCA BASEを古物で埋め尽くしていると聞き覗いてきました。
 
 
吉田竜平さんの作品は個人的に、うちに置きたいなと思えるほど親近感が湧くセンスなんです。今回のイベントの告知フライヤーで見かけたオブジェも「うちの玄関に置いてスポットライト当てたらかっこいいだろうなー。」なんてイメージしてみたり。
 
だから吉田さんがFUCA BASEをどんな空間にしているのか、とても楽しみでした。
 
 
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FUCA BASEの扉を開けるとそこは『男の憧れ・ガレージ』的に。
 
 
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FUCAはもともと倉庫だった建物なので、その倉庫っぽさをうまく利用してカッコ良くディスプレイされていました。
 
 
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古着・古本・ビンテージ自転車・アートが違和感なく混じり合って置かれています。
出展メンバーの、「こんな場所が欲しかった!」という願望がひしひしと伝わってくるような空間となっていました。
 
 
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こちらが吉田さん。性格は気さく。
「この板、いつまでたっても砂が出てくるんですよ〜。」
流木アートの板の穴から出る砂をほじりながら作品の紹介をしてくれました。

「これも、それも、あれも、拾って来たんです。」

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指を差した先には、告知フライヤーで見たあのオブジェが。
拾ってきたものを組み合わせたこの形が絶妙なバランス。意味ありげでなんか惹かれました。しかし、フライヤーで見たイメージでは20cmくらいのものでしたが、実物は1.5mくらいあり、到底うちの玄関には大きすぎる大作です。
 
 
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吉田さんが、一番丁寧に展示していた作品がこれ。
古い釘とのこと。鉄と木と砂がくっついて風化しているそうです。
この釘の長い歴史をあれこれ想像させられる作品です。
付けられたタイトルは『二律背反 Antinomy』
 
 

今回はFUCA BASEを独自の感性でこんな空間にしてくださった吉田さん。
これからも注目していきたいアーティストさんです。
 
 
 
【FUCAアーティスト吉田竜平presents ‘ INITIATION’ 出展メンバー】
  自転車操業 (ビンテージ自転車・六本松)
  mozaiq (古着・大濠公園)
  MANOMA (セレクト古本・御供所町)
  吉田竜平 (古アート・FUCA)
 
 
▽FUCAアーティスト吉田竜平presents ‘ INITIATION’イベント情報
http://fuca.asia/portfolio-view/event-0802sat-0810sun/
 
▽吉田竜平さんプロフィール
http://fuca.asia/portfolio-view/fuca-3rd-incubation-program-member-ryuhei-yoshida/
 
 
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9月には“FUCA EXHIBITION VOL.5”
吉田さんも含む、アーティスト・インキュベーション・プログラムの第3期メンバー4名による成果展が開催予定です。
ぜひ、FUCAに4名の世界感を観にお越しくださいませ。
(※詳細はFUCA Webサイトでお知らせしていきます。)
 
▽FUCA Webサイト
http://fuca.asia

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※前回投稿した記事「今宿BASEリノベーション完成披露パーティ」に花火大会の様子を追記しています。
http://dmx-j.com/blogs/?p=2635