絶妙な隙間


このブログは1週間毎に更新。7名のスタッフでローテンションしているので、大体ひと月半で各自順番が回ってくることになる。

 

 

アジアとかHBSとか、突如デカいネタを輸入してくる代表と、筑後・上毛・糸島と各地で気持ちよくなってる坂田くんは別として、問題は、普通に生活していると50日やそこらじゃ発表に値するトピックスもそうそうないということだ。

 

 

オフィスリニューアルや軍艦島など、旬な出来事をキャッツアイできるのはラッキーローテ。

 

 

話題を前・後編に分け、回を稼ぐ白石さん。

家を買う!ってシリーズ化して着地が見えない長谷川さん。

 

 

それぞれ、みんな知恵を絞っているようで、大崎くんに至っては苦しみの果てにアクロスに登って事務所に手を振るなんて怪奇行動に出ちゃったり。

 

 

http://dmx-j.com/blogs/?p=2300

 

 

そして今回、僕の50日は、iPhoneが壊れるとか、DVDの延滞料金をしこたま毟り取られたとか、悲しい物語しか生まず、無計画に過ごした日々を呪いながらも、どこか真面目にブログを考えていたところで閃きが生まれた。

 

 

お酒飲みたい。

 

 

突然、輝きだした僕に感付いて、そそくさと帰ろうとするスタッフを連れ出したのは近所の酒屋さん。そう酒屋さんなのだ。

 

 

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DMXのオフィスから徒歩1分。行って、スタッフの誰かが 一杯やってるのが僕の理想。

 

 

実はここ、お酒が好きなメンバーは口を揃えて「あまり教えたくない」と言うほど、不思議な魅力を持っている。

 

 

店内で飲める酒屋さんは福岡でも幾つかあるのだが、ここは別格。完全に居座ることができてしまう。

 

 

まず前提として、かなり広い店内だから可能なのだろうが、下手な居酒屋よりもしっかりした座席があること。そして、商品が豊富ということだ。

 

 

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手前にタバコで奥にお酒。ともにラインナップはヤバいです。

 

 

ソフト面での先制パンチはヒューガルデン(通称:白ビール)の生、420円。

 

 

増税前は400円で飲めたのだが、増税して8%ではなく何故か5%の価格改定という、良心なのか、天然なの、絶妙な抜け具合である。

 

 

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バーとかで呑むと700円くらい。しかも生を置いてるとこも少ない印象。

 

 

サービスは徹底してラフで、店主やその奥さんが飲み過ぎてオーダーを忘れることもしばしば。

 

 

互いに遠慮は無用。

 

 

なんて表現すると、行きつけらしいウィットな会話が飛び交う関係を連想しがちだが、実際はノートーク・ポーカーフェイス。

 

 

お店を知った当初、しばらく。

泡の量で誰が生を注いだか特定できるくらい足しげく通っていたので、先方にも当然認識はあるものだろうと思っていたのだが、近所ですれ違えばノーリアクション・ウォークスルー。という、やはり絶妙な間合。

 

 

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拉致られた古賀さんと岩崎さん。お酒が入ればもう仲間ですよね。ね!

 

 

長居する理由に話を戻すと、シガーを多種揃えているからなのか、愛煙家には嬉しい店内喫煙OKで、酒のあても充実している。

 

 

極めつけは食事の出前が可能ということだろう。

中華をオーダーして、ちょっとしたというか、がっつり宴会になってるオジサン達。その横でカップルが飲んでいたり、ウォーリーみたいに店主が紛れて飲んでいたり、呑まれていたりするのでとにかく面白いのだ。

 

 

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どんな味が好きか、ぼんやりオーダーしても間違いのないセレクトしてくれます。

 

 

また、空間的に内装やレイアウトに確かなセンスを感じるのに、それを全て打ち消すかのように、強烈にダサい装飾品や意味不明なアート作品が点在しているのが惹き付けて離さない隙間なのだと思う次第。

 

 

ちなみに、お客さんへの贈り物でお酒をプレゼントしようとオーダーを出して、一度も外してないのはここだけです。

 

 

店名は教えねー!

おやすみ!