Tanga Tableと北九州マラソン


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オオサキです。

 

昨年11月に行われた福岡マラソンに初挑戦し、すっかりマラソンの味をしめた僕は、去る2月21日に今度は北九州マラソンにも出場して参りました。

 

大会には事前登録というものがあり、これは前日・前々日に行われるので、普通に考えたら事前に福岡と北九州を往復しなくてはなりません。

 

そこで、福岡から北九州までのルート・料金を調べたところ、電車(在来線)の往復よりも、タンガテーブルに泊まった方が安いということが判明!

 

ん?タンガテーブルって何?という方の為に説明しますと、、

 

Tanga table

北九州市の旦過市場にあるホステル。2014年2月に行われたリノベーションスクールで、「青豆ハウス」などで有名な建築家、青木純さんや東京R不動産を運営する株式会社SPEACの共同代表、吉里さんなどが中心となり、長年空き物件であった176坪のスペースをコンバージョン。2015年8月にオープン。

◆Tanga Table プロジェクトストーリーはこちらから

http://www.tangatable.jp/story/

 

 

前々から気になるホステルではありましたが、いかんせん北九州は中途半端に近くて泊まる機会がない。

 

よくよく考えたら、ホステル・ゲストハウスといった類の宿泊施設に泊まったこともないし、そういえば、昨年吉里さんにお会いした時にマラソンの話になり、「僕出るんですよ〜」とお話したところ、「じゃあ、タンガテーブルに泊まりなよ!」と言って頂いたことも後押しし、泊まってみることにしました。

 

そして理由はそれだけではありません。なんたってタンガテーブルの立地、Google Mapで調べたら・・・・

 

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@google、ZENRIN

北九州マラソンのスタート地点まで約500メートル、目と鼻の先なのです。

 

これは僕にとっては「北九州マラソンの為にあるホステル」といっても過言ではありません。本当に。

 

 

そして、小倉の街もなかなか刺激的でした。

 

まず、小倉駅前からの眺望。これぞ北九州!といった感じですね。これは博多も真似したくてもできない。

 

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そしてもうひとつ、意外だったのが、魚町銀天街を抜けた辺りの景色。

 

 

 

 

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これなんですけど、体中が変な感覚に陥ったのです。初めて来たのに、初めてじゃない感じ・・・

 

よくよく思い出したら、あそこでした。福岡市中央区の、清川側から住吉通りを挟んで柳橋連合市場方面を眺めた風景とそっくり!

 

Googleストリートビューで見比べてみましょう。

 

❏旦過市場前

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@2016 Google

 

❏柳橋連合市場前

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@2016 Google

 

わかるかなー。わかるかなー。

 

写真では分かりづらいかも知れませんが、右奥に川が流れているのも一緒なんです。本当に一瞬タイムワープしたかと思いました。

 

 

さて、ここまで来ればタンガテーブルもすぐ側。中へ入ると、期待を裏切らない光景が広がってました、、

 

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単なるホステルではなく、市場の豊富な食材を活かしたダイニングを、というコンセプトもあるそうで、飲食スペースもこの凝りよう。ファーストビューからやられてしまいました。受付のお兄さんもフレンドリーでとても良い人だった。

 

そしてやはり、マラソン出場者らしき人が、多い多い。全体の8割ぐらい。

 

 

そして気になる宿泊スペースですが、これもシンプルで風情のある造り。

 

ベッド脇のカーテンが、色々な素材、デザインのものが使われていて、何か意味があるんでしょうね。

 

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ゲスト同士が団欒できるスペースは、ガレージ風でかっこいい。キッチンもあるので、料理しながらのコミュニケーションも有りでしょう。

 

僕も、この場所で初対面の人と話が盛り上がってしまいました。

 

 

就寝時は、大会前でなぜか緊張してしまって、更に下のベッドから聞こえるイビキにも包まれつつ、「いや、これがゲストハウスの醍醐味だ!」と自分に言い聞かせて眠りにつきました。

 

宿泊費はしめて、2800円也。安い!泊まらない理由が見つかりません。

 

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そういえば、マラソン参加者に配られるグッズ一式に入っていた2品。すっ、水道水!?

 

右の小学生からのメッセージは感動ものでした。市を上げてマラソンを盛り上げようという意気込みが伝わってきます。

 

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さて翌朝。外に出ると、既にコースの準備も万端。ボルテージが上がってきました。

 

肝心のレースは、後半20キロで想定はしていたものの、それ以上の極寒!門司港の風にやられつつも、なんとか完走。大会の運営も沿道の声援も素晴らしく、良い思い出になりました。

 

来年も泊まるぞー!走るぞー!