壁全面ホワイトボードにしてみた


FUCAシェアアトリエの第5期アーティストインキュベーションプログラムの募集が始まっています。

 

第4期でアーティストのジャンルにも更なる変化が見えてきた中、いよいよ最後の一年。

フィナーレに向けてさらに新たなFUCAが期待されています。

 

個人的には、今までのFUCAにはなかったジャンルのアーティストさんも入居を検討してもらえると面白いなと思っています。

 

 

 

 

 

一方、FUCAと連動して、FUCA▶LABというシェアオフィスが、中州の北の先っちょにあることをご存知でしょうか。

 

Web、建築、デザインなどモノづくり系のチームが各階に入居しています。

 

 

かくいう僕も、福岡R不動産に入る前から、1ユーザーとして大学時代の友人とここに入居しています。

 

「入居」といっても、僕らが借りているのは、4階の元倉庫部分。

 

 

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最初はこんな感じでした。

 

福岡R不動産サイトでは「倉庫からの進化」として紹介され、そこにはリノベーションOKの文字。

 

室内より屋上バルコニーの方が広くて、なんだか面白そうだからという理由で即入居。

 

 

 

ここで僕らが考えたのは、だれでも一度は夢見る(?)『壁全面ホワイトボード』。

 

しかし、正攻法でホワイトボードにすると数十万かかってしまう。

※そんなお金はない。

 

そこで、たどり着いたのが、『水で消せるペン』。

ボードが高いなら、ペンをどうにかすればいいじゃない。。

 

よし、これなら、真っ白のサニタリーボード(台所とかに使われるつるつるのあの壁)でイケるのでは。

 

実際にボードとペンでテストしてみると、これが消えるのなんの。

 

 

 

ここからは、施工の様子を。

 

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まずは、この棚と床カーペットを撤去し、剥離剤でこする。

 

 

 

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なかなか取れない。

 

 

 

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次に、木下地を壁に打ち込み、断熱材。

 

 

 

 

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このあたりで、見えない敵(終わりの見えない作業)に、翻弄され、頭がおかしくなります。

 

 

 

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何とか持ちこたえて、石膏ボードを貼り、偽ホワイトボードで仕上げる。

 

 

 

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そして、完成。

 

 

 

めちゃくちゃ大変でした。

 

何度も絶望しました。2人でやる作業量じゃありません。

 

 

 

でも、「水で消せるペン×化粧ボード」で、ホワイトボードもどきが作れることが実証。

 

もっと普及してもいいはず。

 

 

使い始めてかれこれ1年半くらい経ちますが、かなり便利です。

 

お試しあれ。

 

 

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今後も面白い使い方が出来そうです。

 

 

※この場所を使いたいという人は、ご連絡ください。

いろいろな使い方の可能性を探るため、今のところ使用料、無料です。