ボイラー室から広がる縁


先日、久々にかなり個性派の店舗物件を紹介させて頂きました。

 

なにが個性派かというと、リノベでも眺望でもなく、道のり。そしてこの空間ができる経緯。これが独特なので紹介したいと思います。

 

ということで行ってみましょう。

 

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外観は、古ビル。

 

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正面にピロティが現れまして・・

 

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先へ進むも・・店舗らしきものが無いぞ。

 

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と思ったら、何やら味のあるモルタルの壁。ココなのか??

 

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ドーン!

扉を開けると出ました、シンプルで味のある空間!

 

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テラス的なスペースもあるんです。奥の犬小屋入り口みたいなところが気になる・・

(奥は普通の自転車置場です)

 

この物件、タイトルを「隠れすぎる隠れ家」として紹介しましたが、正にその通りでしょ?元々はボイラー室だったそうです。

 

冒頭に、「こちらの物件、以前のテナントさんが営業していた時に訪れたことがあったのですが、場所がわからずビル前を3分ぐらいウロウロ、結局直接電話して、店主の方に外まで出てきてもらった思い出があります。」と書いてますが、これは全く嘘偽り無し。

 

元のお店がヨーロッパアンティークの雑貨屋さんでして、とても失礼な言い方ですが、「営業する気ありますか!?(笑)」って言いたくなるぐらい、サインも看板もヒッソリしてました。それでも5年間ここで営業されていたというのですから根強いファンがいらっしゃるのでしょうね。本当に凄いです。

 

さて、この物件の紹介の経緯も少し特殊でして。

 

こちらに関してはまず、とあるお客さんから「あそこ空いたらしいよ。紹介してみたら?」と教えて頂きました。

 

しかしながら忙しさにかまけて全然行けておらず・・そうこうしているうちに、オーナーさんからDMXへ直々に連絡があったのです。

 

「この物件を扱えるのはR不動産さんしかいない!是非紹介してもらえませんか?」 と!本当に有り難いお話です。即行、取材させていただきました。

 

Facebookでも紹介したのですが反応は上々、こんな面白い物件にすぐアプローチしてなかったなんて本当に恥ずかしい限り。

 

お客さんなどからよく聞かれるのが、「R不動産の人たちって普段どうやって物件探してるの?」ということ。

 

色々なパターンがあるので一概には言えませんが、今回のように別々の方からダブルでプッシュして頂くことは珍しいかもしれません。

 

ということで、ここからまたどんなお店が生まれるのか、楽しみです。