年末のりんご


色々思うところはあるだろうが、今年も間もなく終わる。

 

 

 

そこで唐突だけど、弊社のPC事情について話をしたい。

 

 

 

DMXは、ほとんどがMacユーザーである。

 

 

 

業務領域の兼ね合いでWindowsを使うスタッフもいるが、8割くらいのシェアでMacが優勢で、営業は見事に全員Macだったり。

 

 

 

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営業のミーティング ではメインテーブルにはMacがずらり。奥の松尾さんもMacだ。

 

 

 

ちょっと変わった物件を扱う不動産屋 = 他とは違う私たち = 画像編集やデザインとかもやっちゃうし = だったらMacでしょ

 

 

 

なんて思われたり、思っていたりするスタッフがいるか否かは今回どーでもいい。

 

 

 

僕が言いたいのは、この会社に誰がMacを持ち込んだのか、そしてそれを社内のスタンダードデバイスとして築き上げたのは誰かということである。俺だ。

 

 

 

5年前。

 

WindowsユーザーしかいなかったDMXに、僕は入社と同時にMacを持ち込んだ。

 

 

 

Macという未知との遭遇は、すぐに文明開化をもたらすと思いきや、僕は実に懐疑的な視線を浴びることとなる。

 

 

 

「え、何でMacなんすか?」

 

 

 

そう、誰しもが発するその質問の意味を理解するのは容易かった。

 

 

 

元広告代理店かどーか知らねーけど、かっこつけんなよ。

 

おやおや、立派なパソコンをお持ちで。マクドナルド?

 

ほう、Mac。セシルマクビーがお好きなんですね。

 

 

 

今となっては被害妄想が過ぎたのかとも思えるのだが、当時はそんな感じで、ちょっと肩身が狭い思いをしていたのである。

 

 

 

確か、その頃は市の都市計画閲覧システムも登記情報提供サービスもMacには対応してなかった覚えもあるし、実務上そんな容量のデカいデータを扱う仕事もほとんどなかったので、15インチのMacBook Proがただただ肩に負担をかけるなんて時期もあった。

 

 

 

それでも、しばらく地味な活動をしていたところ(ただ使っていただけだが)、当時プログラミングを習得しようとしていた弊社代表の本田がMacに鞍替えしたのだ。すると、彼のITリテラシーの高さ、また、既に普及していたiPodやiPhoneの影響も手伝ってか、スタッフはひとり、またひとりと、Macユーザーとなっていったのである。

 

 

 

その後は皆、財力に物を言わせ、iPadやアップル関連のアクセサリーを纏い今に至るのだが、その過程でMacの社内パイオニアは本田であり、僕はただ早すぎた人みたいな認識がやんわりと流れているのがムズ痒かったのだが。

 

 

 

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そんな僕の沈黙を破ったのがこいつ。

 

 

 

そして、この冬、僕のデスクの横にいけしゃあしゃあと居座る最新型のiMacを発見。

シゲル専用機だという。

 

 

 

言わせてもらうが、俺は20歳で初めて購入したiMacから筋金入りアップル育ちだ。確かにファイナルカットとアフターエフェクト(Adobeだけど)あたりの不動産とは無縁の動画関連ソフトしか満足には扱えないが、それでも偏見や差別、互換性の壁に虐げられながら築いてきたスタンダードへの自負がある。

 

 

 

え、Macぅ~。

 

意外とこれ、使い易いじゃん。

 

しかも、かっこいいし、やっぱMacだね!!

 

 

 

うるせえ!知ってるよ、昔から。ミーハーがしゃしゃってんじゃねぇ!次からMac買う時は「片岡さん、Mac様をご購入させて頂いてよろしいでしょうか?」くらい言ったらどうなんだ。もちろん俺はこう答えるがな「スタバの窓際で使うなよ。」と。勝手だと?ああ、勝手さ、年末だからな!忙しいのにブログのローテが回ってきたんだ。そもそもこのブログ、大体の奴がまともな感じでまとめやがって、見ろなんか恥ずかしい

 

 

 

まあ、色々思うところはあるだろうが、今年も間もなく終わる。

 

 

 

今年もありがとうございました。また、来年!