プライベートで上毛町に行ってきた。


募集も終わり、いよいよ来月からワーキングステイを行われる上毛町。新しいプロジェクトも動き出し、これからさらに面白くなっていきそうです。
 
そんな上毛町に先月、初めてプライベートで行ってきました。
 
仕事で何度も行っていますが、いつも日帰りだったので1泊してゆっくり上毛町を味わいたいと思い…。
 
そんな僕を受け入れてくれたのが、この5月から上毛町に地域おこし協力隊として赴任している西塔さん。ちょうど福岡市に来ていたので帰る車に乗せてもらい上毛町へ。
 
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西塔さんの家からの風景(電線がなかったらもっと良いのですが…)。
 
今回は、上毛町の隣の景勝地として有名な耶馬溪周辺を散策。
 
まずはお腹が減ったということで、西塔さん夫婦が以前から気になっていた亜細亜食堂cagoで昼食を。
 
このカフェは不思議なことにキャンプ場の中にあるんです。しかも、このキャンプ場自体も面白く、10年前に閉鎖されそうになった時に、ここにある桜並木に惚れ込んだご夫婦が受け継いで、カフェの他にも雑貨屋があったり、ツリーハウスがあったり、バンガローも可愛くペイントされ独特の味を出しています。
 
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ツリーハウスや可愛らしいバンガローが並ぶキャンプ場。
 
帰ってからちゃんと調べてみると、自分たちで廃材を使って小屋やストローベイルハウスを作ったり、自分たちが食べるモノは自分たちで作ろうと無農薬で野菜や米を作ったり、さらに菜の花を育てて菜種油まで作っているみたいです。
 
その他にも、音楽ライブやトークイベント、映画上映会など行っており、この辺りの文化拠点にも。
 
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奥の屋根に草が生えている建物が「亜細亜食堂cago」
 
で、目的の亜細亜食堂cagoは、キャンプ場にあるカフェとは思えないクウォリティ。東南アジアを中心に中国や沖縄などアジアの様々な料理が味わえます。土曜日のランチ時ということもあり、次から次に車が来て、僕たちも少し並びました。
 
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僕が頼んだインドネシアの焼き飯「ナシゴレン」
 
それもそのはず、こちらも調べてみるともともと那須で知る人ぞ知る人気店だったみたいです。オーナー家族が震災後、様々な土地を訪れ移住の地として選んだのが、昔から有機農業やオーガニック食品、地産地消にこだわる「下郷農協」があるこの地域。話を聞いみると、同じような理由でこの地を移住先に決めた人が多いみたい。これは、隣町の上毛町としても朗報!
 
その次に向かったのは、西塔さんの先輩おすすめの「羅漢寺」。
大化の改新があった645年に建てられた由諸あるお寺です。このお寺のすごいところが、山というか崖に建っていること。昔の香港映画に出てくる修業先のお寺のような雰囲気が漂っています。
 
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岩をくりぬいて作ったトンネルの先に本堂が。
 
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崖の上にある梵鐘。
 
行きは参道である山道を汗をかきながら登りましたが、帰りはさらっとリフトで。でも、このリフトがすごかった。写真では分かりずらいかも知れませんが、とてつもない傾斜と年季が入りすぎてギシギシと不安な音が。でも、眺めは最高でした。
 
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恐かった帰りのリフト。
 
と、上毛町について書くはずだったのにいつの間にか隣の耶馬渓の話ばかりになってしまいました。
 
 
でも、田舎に住んでいる人と話していると思うのですが、住んでいる側からするとここが何市や何町などということはあまり関係なく、行動範囲内にどれだけ魅力的な場所があり、魅力的な人がいるかが大切なような気がします。
 
上毛町は町内だけではなく、その周辺にも魅力的な場所があり、さらに好きになった2日間でした。