空き家問題の鍵は「片付け」にある


先日、豊前市まで行ってきました。

豊前市ってどこ?っていう方ばかりと思いますが、
大分県との県境にある上毛町の隣の市です。

上毛町にはワーキングステイやDBFなどでよく行っていたのですが、
隣の豊前市となると通ったことがあるぐらい・・・。

今回は上毛町の地域おこし協力隊の西塔さんに
面白い方々がいるということでお誘いいただき、参加することに。

で、何しに行ったのかというと「空き家の片付け」。
地域の方々がずっと空き家になっていた築100年ほどの古民家を
蘇らせようとプロジェクトが立ち上がったのです。
その第1回目が今回の片付け。

でも、集合は朝9時!
自宅からだと5時50分の地下鉄に乗って博多駅に向かわないと間に合わない時間。
正直行くかどうか迷いましたが、面白うそうだからという気持ちが勝って、行きました!起きれました!

写真 2015-03-22 8 49 20今回片付ける古民家。

写真 2015-03-22 9 17 48遠くから見るとこんな感じ。瓦の色が印象的。お隣はお寺。

写真 2015-03-22 8 58 30中には荷物がたくさん。

写真 2015-03-22 9 03 20台所にもいつのものか分からないものが・・・。

片付けで大変なのが、重い荷物が運ぶこともそうですが、それ以上に残す物と捨てる物の仕訳。
「誰が最終的な判断をするのか」、「残す物をどこに保管するのか」事前に決めないといけない事がたくさんあります。

でも、いざ仕分けるとなるとなかなか「捨てる」と判断できず、残すものばかりに。
今まで何軒か片付けてきて、仕分けする際は下記の2点を基準にしてます。

・使えそうなものでも、使い道がすぐに思いつかないものは捨てる。
・今でも購入できるものは捨てる。

基本的には迷ったら捨てた方がいいと思います。
残していても、結局いつか捨てることになるんです。

写真 2015-03-22 9 38 56納屋の中には使えそうな竹の籠や木製の桶などがたくさん。

写真 2015-03-22 9 39 00ひたすら荷物を外に出していきます。

写真 2015-03-22 12 08 51お昼ごはんは地域の方が作ってくださったカレーライス。労働の後のごはんはウマい!

写真 2015-03-22 12 32 34昼食は隣のお寺の本堂の前で。食事中は市長さんに色々と質問を。

写真 2015-03-22 12 35 48昼食の後は、手伝いに来られてた左官屋さんの即席左官講座が。みんな興味深々です。

今回は地域の方々だけではなく、古民家改修に興味がある市外の人々もたくさん参加し、さらに市役所の職員や市長さんまで。
いろんな人の想いが交差しているこのプロジェクト、今後も注目です。

写真 2015-03-22 11 48 34どんどん出てくるゴミの山。(これでも出てきたゴミの一部)