From KOUGE, to the future.


「九州のとある町に滞在し、働く人を募集します」
 
今年の8月、そんな募集から始まった上毛町ワーキングステイ。
10月からの約2ヶ月間、計3組が上毛町に滞在しました。
 
参加したのは昨年東京から福岡に移住してきたデザイナー村上さんご一家、
京都在住の遊牧系Webディベロッパー高橋さん、
そしてWebマガジン東京ナイロンガールズから編集長のコヤナギさん、
小説家の三谷さん、写真作家の木下さん、旅ガールの石井さん。
 
上毛町に、縁もゆかりもなかった3組が、そして
それぞれの滞在中に遊びに来てくださった方々を含めると
20人近くの方が、ワーキングステイをきっかけに上毛町を訪れました。
 
上毛町プロジェクトで滞在した雁股庵
村上さん・東京ナイロンガールズが滞在した雁股庵。訪れた人が必ず大好きになる場所。
 
お水が美味しい、採れたての野菜が食べれる、動物たちと道で出会う
などなど、田舎ならではの体験をされことは言うまでもありませんが
ワーキングステイのテーマはやはり働いてみるということ。
 
それぞれ約1ヶ月の滞在期間中に、普段の仕事や上毛町に関わる仕事をしてみて、
 
ノマドは田舎でもできるのか。
郵便などのやりとりは。
取引先の反応は。
田舎における快適な働く環境とは。
・・・
といった、実際にやってみたからこそ分かる率直なフィードバックを
たくさんたくさん頂きました。
 
上毛町内にある廃校になった小学校を利用した宿泊施設「ゆいきらら」
町内にはこんな場所も。廃校になった小学校を利用した宿泊施設「ゆいきらら」。
 
現在の課題、これから必要な取り組みはまだまだ山積みですが、
みなさんが共通して言われていたのが、
「新しいことをやろうとしている人たちと出会えたことが面白かった」
ということ。
 
小さな町だからこそ、特別な資源があるわけではないからこそ、
鍵になるのは人で、結局人が引き寄せられるのも人。
 
通信環境や滞在施設の整備を進めていく必要があることはもちろんですが
上毛町ならではの輝く素材と、これからの姿のヒントが見えた気がしました。
 
 
私たちは上毛町の未来を考えているのと同時に
地方・そして日本に暮らす私たちの(と言うとだいぶ大袈裟ですが。)
未来を考えているのかもしれません。
 
上毛町の秋の風景
初めて訪れたときからすっかり季節が巡り、山の色も変化。
 
上毛町では、今年の結果を基に、早速来年も更なる取り組みを計画中。
今がまさに「始まりの始まり」です。今後もぜひ上毛町にご注目ください。
 
 
「上毛町ワーキングステイ」滞在者ブログ
■村上さん:http://pitonink.com/blog-2/
 ※上毛町滞在スタート時記事はこちら
 
■高橋さん:http://takahashitakashi.com/
 ※上毛町滞在スタート時記事はこちら 
 
■東京ナイロンガールズ
・上毛町ナイロンガールズ発足:http://nylongirls.jp/archives/5991515.html
・ワーキングステイとは:http://nylongirls.jp/archives/6032727.html
・滞在スタート:http://nylongirls.jp/archives/6041443.html
・上毛町ナイロンガールズ勢揃い:http://nylongirls.jp/archives/6054163.html
・総括・暮らし編:http://nylongirls.jp/archives/6109150.html
・総括・お仕事編:http://nylongirls.jp/archives/6044418.html

 
・編集長コヤナギさん:http://koyanagiyu.com/?eid=3879#sequel
 ※滞在後、田舎で働くことについての考察をしている記事はこちら
 
・小説家三谷さん:http://ameblo.jp/akikomitani/
 ※ワーキングステイ終了時の想い溢れる記事はこちら
 
・写真作家木下さん:http://na03k.blog13.fc2.com/
 ※上毛町で撮影したパラパラ写真はこちら
 
 旅ガール石井さん:http://ameblo.jp/sayudychan/
・上毛で過ごす上毛らしい時間の記事はこちら