スタッフ間でリレー形式で書かせて頂いているこちらのブログ。
さて順番が回ってきたので、帰省がてら参加した地元のアートイベントの事でも書こうかとページを開くと・・・なんと1週遅れで参加したS君が、既に書いているではありませんか。
と言う訳で若干趣旨を変更して、これから参加しよう!と言う方の為に、イベントついでに足を伸ばせるスポットをいくつかと、豊の国に初めて行かれる方の為に、注意事項を記しておこうと思う。
1.別府駅前路地裏(別府市)
イベントの主なプラットフォームが駅前と鉄輪エリアに集中していることからして、ちょっと時間を潰したい時に最適。
元々温泉観光都市としての発展と衰退を経験している町だが、後から有名になった湯布院などとはまた違い、良い意味でも悪い意味でも昭和のカタルシスを感じずにはいられない光景をそこここで見る事ができる。
ちなみに私が取材で、カオスと呼んでもいい物件に出会ってもあまり驚かないのは、単純に免疫ができているからだと思います。
2.西大分ウォーターフロント(大分市)
別府市から車で15分位で行ける、大分市の西岸部のエリア。
近年ウォーターフロントとして再開発される前は、アングラな倉庫街として面白いクラブ系のイベントがちょこちょこ開催されていたが、今はご覧の通り見る影もない。
別府~国東方面の夜景が見れるデートスポットとしても人気が高いが、大分で深夜まで活用できるスポットは限られているため、誰に遭遇しても慌てなくて済む相手としか行けないと言うデメリットはあります。
3.竹町周辺(大分市)
JR大分駅から徒歩10分圏内。国道10号線と「ガレリア竹町」の間に位置するエリア。
左上のフンドーキンマンションの引力が強く、地元のアパレル・美容師・アーティスト間では昔から注目されていたが、
・2008年 商店街に面したビルを大胆にリノベーションした 「wazawaza」 OPEN
・2011年 同ビル横にて「8gallery」 OPEN
そして今年マンションと同系列の倉庫を、BOOKカフェ兼ギャラリーにコンバージョンした「the bridge」がOPENした事によって、少しずつではあるけれど着実に、これまでコアな層の大人達でのみ形成されていたコミュニティーが、美術的なものに興味のない一般の方や、これから街の主役となって行くだろう若年層に見えやすくなり始めていると思う。
2015年春に予定されている県立美術館開館に向け、また行政と市民の間で話し合いを重ねた南北軸整備事業も楽しみです。
なんて、かなり郷土愛に偏ってしまいましたが、これを読んで大分に行きたくなった!と思って下さった方に、最後にQ&A形式で注意点を。
Q. なんだか聞こえてくる言葉が喧嘩調なんですが・・・。
A. .心配要りません。それが大分弁で、基本男女の区別なく飛び交わされます。相手がひるんでいると思うはずもなく、ましてや怒っている訳ではありません。
Q. 迷子になったんだけど、聞きづらい。
A. 昔から観光客を受け入れて来た街ですので、サービス業従事者も多く、質問には慣れています。遠慮はいらないと思います。
Q. 大分の人に人生相談された。
A. 「そげんある」「そげんごと(つ)ある」と返して下さい。9割がたそれでOKです。
Q. 居酒屋で隣になった人が、水の様に焼酎をあけてるけど大丈夫?
A. たぶん大丈夫です。むしろ私は福岡でカクテルやチューハイ頼む男性に、カルチャーショックを受けました。
Q. これぞDEEP BEPPUと呼べる裏話が聞きたい。
A. 残念ながら、ここでは話せない話ばかりです。
どうぞ良い旅を!