未知との遭遇


8月で、DMXメンバーに加入して、早くも1年が経ちました。

 

昨年からの一番の変化といえば、加入した当初は女性メンバー私1人だったのですが、

気づけば女性メンバーが総勢6人になったこと。

少しは華やかなオフィスになったでしょうか!?(むしろなっていてほしい・・・6人もいますから)

 

そんな女性メンバーの中でも一際、魅力的ボイスの持ち主で、その声で男性陣を魅了する、

古賀さん。

普段は、物静かで、淡々と仕事をこなす古賀さんですが、

実は、裏の顔があるのです・・・。

 

 

なんと!!

『劇団ふたり』なんです。

 

 

というのも、古賀さんは、『M.M.S.T』という劇団に所属しています。

劇団ふたりというのは、文字の通りそのままで、メンバーが2人ということ。

1人目は、劇団の代表であり、すべての演出を手がける百瀬さん。ちなみに、DMXも運営に携わるFUCAインキュベーションプログラムの第1期生でもあります。2人目は、もちろん古賀さんです。

(役者さんは、その都度起用するとか)

 

 

そんな2人が率いる『M.M.S.T』の公演がFUCAで行われるということで、観に行ってきました。

 

福岡と釜山の文化交流事業として開催された『HANARO project』。今回は、その記念すべき第1回目の交流事業として、釜山と福岡の戯曲交換公演が行われたのでした。

 

福岡を代表して、劇団 『M.M.S.T』が、釜山を代表して劇団 『俳優倉庫』が選ばれ、

釜山の戯曲賞を受賞した作品を、『M.M.S.T』で演出。九州で戯曲賞を受賞した作品を、『俳優倉庫』が演出し、それぞれの作品が国境を超え、見事に表現されていました。

 

少し作品のご紹介を。

MMST2

俳優倉庫 公演 『四畳半の翅音』

物語は、胸糸病にかかった弟を探しにいく姉、その姉をとりまく周りの人たちとの人間愛。日本の作品なので役名は全て日本名。入り込みやすく、役者さんの演技力に圧倒されながら、最後はうるっとしてしまいました。

 

 

MMST

M.M.S.T 公演 『クリスマスに30万ウォンと出会える確率』

こちらは、3人芝居。

親子が、30万ウォン=30,000円を巡ってすったもんだするお話。日本語でもない、韓国語でもない、はたまたどこの言葉でもない言語を、感情と身体で表現。なんともいえない独特の世界観で、これが百瀬ワールドなのか!と感動しました。

 

 

FUCAのイベントスペースでの公演は、演者さんとの距離が近く、舞台からほとばしるエネルギーに圧倒されました。

実は、演劇を観劇すること自体が初めての体験で、残念ながら芸術的センスがほぼ皆無に等しい私にとっては、かなり未知との遭遇だったのですが、、、釜山と福岡のメンバーが一つになって盛り上げていたこの舞台を観て、芸術や音楽やスポーツなど表現することに国境はないと言われていますが、本当にそうなんだなと身をもって感じることができました。

 

 

▽8/19日(火)より、FUCAにて、新たに『M.M.S.T』のプロジェクトメンバーによるパフォーマンスイベントがあります。8/23日(土)は、演劇公演もございますので、ご興味ある方は是非観覧下さい。

https://www.facebook.com/events/271106753092440/

演劇にはまるかも!