DMXの慰安旅行~軍艦島編~


先日、DMXメンバーで日帰り小旅行に行ってきました。

 

場所は、長崎県の軍艦島。

 

ずっと行きたかった島だった為、私は遠足の小学生並に数日前からワクワクしてました。

今回は、バスツアー参加のため、早朝からの集合。

朝を苦手と称する片岡さんが、よもや現地集合!?にならないかだけを心配しておりましたが、

 

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無事に全員集合できました。ほっと一安心。

 

長崎を訪れるのは小学生の時以来で、実に20年ぶり。

長崎市内に入ると、これぞ長崎という坂の町並がすぐに姿をあらわしました。

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目を疑うようなすごい傾斜。住むのは、ちょっと度胸がいりそう・・・

 

長崎港から軍艦島に向けて、フェリーに乗り換え出発。

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この日は、天候に恵まれ、雲一つない快晴。

そのため、波も穏やかで、2階外デッキから海風を感じながら軍艦島を眺めることができました。

(天気が悪いと強風や荒波で、デッキにでれないのはもちろん、軍艦島も上陸出来なかったりすることもしばしば。)

 

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船は進み、徐々に軍艦島に接近。

 

軍艦島は、通称の名で本来の島名は「端島」

ご存知の方も多いかと思いますが、当時、三菱重工業長崎造船所で建造中だった日本海軍の戦艦「土佐」に似ているとして「軍艦島」と呼ばれるようになったとのことです。

 

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本当にこの距離から見ると、戦艦が海を走行しているかのよう。

 

いざ、上陸!

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現在の軍艦島は、6回にわたる埋め立て工事により拡張した人口島。本来の端島は、現在の3分の1しかない面積だったそう。

良質な石炭が採れるとして、端島炭鉱として栄え、最盛期の1960年代には世界一の人口密度に。

 

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こちら、炭鉱の入口として、働く人々が毎日上り下りした階段。

階段の中央部分が黒ずんでるのは、働く人々の足についた石炭が年月とともに刷り込まれたからという。

 

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そして、こちら日本最古の鉄筋コンクリート造の高層アパート(大正5年建設) 築97年!

 

荒波、潮風に負けず、90年以上の時を経て綺麗な骨組みが残っているのは圧巻でした。

ドイツ人による設計のため、日本では珍しい中央に吹き抜けがあり、上から見るとほぼ正方形に近い「ロの字形」をした建物というのも特徴。

 

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島内の子供たちが通った小・中学校。

今では普通となっている屋上庭園も、緑のない島で子供たちの教育のためにと軍艦島で行われたのが始まりとのこと。

色々な面で今につながる文化・発展がここで始まったのかと思うと、とても感慨深いものとなりました。

 

私の説明では、文章力の拙さも相まって、軍艦島の良さを存分にお伝えできていないのが残念なんですが・・・、百聞は一見にしかずです!ご興味ある方は季節柄を選ばれて(さすがに冬は寒そうなので)行かれてみてください。世界遺産登録に向けて動きだしているみたいなので、遺産登録され、さらに観光客が増える前に是非。

 

 

日帰りでしたが、とても充実した慰安旅行となりました。

なんだか、2年前に発足されたDMX登山部も、満を持して(2年越し)動きだしそうな予感なので・・・

これからますます公私ともに活発なDMXになっていきそうです。

 

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