鹿児島に行ってきた。レトロビル~天空の森まで。


カタオカ氏によるDMX人物図鑑で刺々しい評価をいただいた直後で書きにくいのですが、鹿児島に行ってきた話を少し。
 
今回お世話になったのは、注文住宅の工務店をメイン事業に、カフェやインテリアショップもされているナフクラフトさん。東京R不動産のボス二人も一緒でした。
 
鹿児島中心部の面白い不動産プロジェクト事例をいくつか見せてもらいました。
 
鹿児島レトロフト
 
まずは、これ。レトロフトという名のレトロビル。
1階をテナントスペースで運営しているのですが、その仕組みがとにかく斬新でした。
 
「本屋の中にいくつものテナントスペースがある」
というか
「共用部(通路)が全部本屋」
というか。。。
 
テナントはカフェやアトリエやギャラリーが決まってて、まだ少し募集中らしい。
 
鹿児島レトロフトの通路スペース兼本屋
 
大きなスペースでのリーシングが難しい昨今、小さく区割りして募集するという手法はすでにスタンダードになっていますが、その時ロスとなる通路スペースを本棚を置くことでテナントスペースにしてしまうとは!これ、ほんとに素晴らしい発想です。しかも、オーナーさん自らのアイデア。やられました(笑)
 
ちなみに、このレトロフトの上階にはまたレトロな住居部分があります。
 
福岡R不動産を運営するDMXのブログ
ここは「入居者が自由に改装してOK」という条件で賃貸したら、入居者がこんなに素敵に改装してくれたそうです。基本壊して塗るだけですが、それがいいんですよね。
 
 
続いて、ナフクラフトさんの本拠地へ。
 
ナフクラフトオフィス兼カフェ
 
これも驚きでした。鹿児島中心部から来るまで20分の程の「山」を切り開いて、カフェ&インテリアショップ&モデルルーム&オフィスを新築したそうです。
 
ナフクラフト カフェ棟
カフェ棟
 
鹿児島ナフクラフトショップ
ショップ棟
 
ナフクラフトショップ内
インテリアショップ内
 
すごいの一言に尽きます。これこそ地方の魅力であり、東京との明確な違いでしょう。
東京から見ると福岡でも賃料が安くて、自然も近くて、いろんなチャレンジができるという魅力があるけど、さすがに福岡で山を切り開いてオフィスに、なんて発想は出てきません。しかも20分という近さで。
 
地方でやる意味ってこういうところにあると思います。
 
 
 
最後は、霧島の「天空の森」へ。
 
こちらはさらにスケールが大きく、18万坪もの広大な山にたった3棟だけのヴィラが建つ究極のリゾート。
 
続きは個人ブログの方で後日UPします。