花見のススメ


少しずつ昼間の時間が長くなり。吹く風の肌寒さの中でも、陽射しの温かさを実感する今日この頃。

あちこちで見かける蕾に、漂い始めた花の香りに、何となくウキウキしている方も多いのでは無いでしょうか?

そうです。

「福岡に、春来ました」

そして春と言えば、やっぱりお花見。

冷たい冬を越え、溢れんばかりに咲き誇ったかと思えば、潔く散ってゆく。

そんな桜の美学を愛する人も多ければ、その一瞬を満喫しようとブルーシートを広げる姿はもしかしたら、国家を挙げて「春分の日(自然をたたえ、生物をいつくしむ)」を祝日と定めてしまう日本人独特の繊細な感性のなせる業かも知れません。

きっちり並んだおむすびも、いつもと違う場所に収まったネクタイも・・・・・
多分。

そんなこんなで福岡でお花見と言えば、舞鶴・西公園を始めとした中心部の公園がメジャーですが、休日ともなれば人が多く、近隣の駐車場も満車だし、やたら知った顔に会って挨拶ばかりしてたり、寛いだつもりがぐったりして帰宅したのでは、いいけど何だか本末転倒。

「今年こそゆっくりと、ちゃんと花そのものを楽しみたい!」と言う方のために、昨年ですが個人的に行った
市内桜TOUR~半日で何本見れるか?~

の記録をまとめてみます。

・第一号那珂川緑地@南区

385号線、日赤通りからみやけ通りに切り換った先を、「老司」の交差点で左折。49号線に入って100m弱行ったところ。

元々南区らしい、のんびりした空気感が漂うエリアですが、そんなに大きな緑地帯ではないため、BBQを楽しむファミリーから、近所の小学生、日課の散歩を楽しむおじいちゃんまで、それぞれ日常の延長線上に来た春を楽しんでいる感じが寛げます。

・室見川河川敷(室見川河畔公園~第2号室見川緑地)@早良区

ここは言わずと知れた名所の一つですね。室住団地を背に、延々と続く桜並木はきっと日本全国で見かけることができる故郷の風景の一つになっているのではないかと思います。

ここの桜は樹高が低いので、子供に花の作りを身近で見せながら教えてあげたり、直に触らせてあげたい親御さんにもいいかも知れません。

※但し、河畔高縁側はブトが多いので注意。

・愛宕神社@西区

約2000本の愛宕桜・・・の情報に気合を入れていったんですが、これは空回りでした。2000本、どこにあるのか知っている人がいたら教えて下さい。

境内から玄界島方面への眺望は抜群でした。

(したこと無いけど、絶対途中で飽きるけど)いつか、あの光ってる辺りに海釣に行ってみたいです。

如何でしょう?

意外と旧知のスポットも多く、他にも樋井川や紅葉山公園など、地元の人間に愛されているスポット~うちの桜が一番だ!の声まで聞こえてきそうですが、ここぞと言うスポットがあれば、どうぞこっそり教えて下さい。

時間があれば、今年は周辺都市にも足を伸ばしてみようかなと思います。

ちなみにR不動産の物件の中には、元公団など敷地内に桜の植栽があるものも多いので、よかったら「緑/森」のアイコンから探してみて下さいね!

そして、くれぐれも

・翌日は風邪引き(毎年一人は聞くような)
・お酒の匂いを撒き散らしながら出勤

なんてことにならないよう、ご注意下さい。
大人の世界は家に帰るまでが遠足、とは行かないようです。

-オマケ-

・うちの近所の桜@ひみつ
結局ここが一番楽ちんだし、色味も綺麗で好きです。