先週、久々に上毛町に行ってきました。
一時期は毎週行っていたので、こんなに行っていなかったのかと自分でも不思議。
久々に僕を出迎えてくれたこの景色。棚田にはいつの間にか、いい感じのテーブルセットが。
こういう自分たちの手で良いものを創ってしまうのが上毛町の面白いところ。
ここなら何かできるという期待感を感じさせてくれます。
ちなみに今回は車ではなく電車で。
上毛町には小倉経由でソニックという特急が行きます。
いくつか車両があるのですが、個人的にはこの白ソニック(名前を知らないので勝手に命名)が好き。
デザインもいいし、座り心地もいい。
小倉で椅子を回転させることが面倒でなければ、快適な電車の旅を楽しめます。
と言っても、上毛町には駅がないので、隣の中津駅で下車。
中津駅では、日本一長い鱧(はも)の椅子が。鱧というと京都のイメージが強いですが、実は中津も鱧が有名なんです。むしろ京都は海がないので、こちらの方が本場かも。
個人的にお勧めなのが、今回は食べれなかった鱧カツ丼。
カツ丼のようなのですが、豚ではなく鱧のカツがのってます。
見た目よりあっさりで美味しいので、中津にお越しの際は是非!
と、前振りが長くなりましたが今回の目的は、3回目となる上毛町ワーキングステイの入居の立会。
今年の参加者は、フリーランスの女性ライターに、デザイナーと建築家の2人組、東北の復興事業に携わっているNPO法人の代表者と、今までに増して個性的なメンバー。
これから2ヶ月間でどんなことが上毛町で繰り広げられるのか楽しみです。
入居の手続きが終わり、2月と3月、毎週のように通ったあの古民家に。
管理をしている西塔さんのところの飼い犬「村長」も迎えてくれました。
この夏からオープンして、すでに40組以上の町外の方がこの山奥の施設に訪れているそう。
コワーキングスペースとしても、様々なプロジェクトのミーティング場所としても順調に機能してます。
僕も瀬戸内海を見ながら、打ち合わせと自分の仕事を少し。
きれいな景色を見ながら仕事をしていると、普段よりはかどるような感覚に。
といろいろしていたら、いつの間にか周りは真っ暗。
今回はバタバタで町の人たちとゆっくり会うことができませんでしたが、
次回行く際はゆっくりしたいものです。
大分県の国東半島でも芸術祭やっているので、そっちにも行きたいな。
最後に良いご報告が。
この古民家のリノベーションやワーキングステイも含めた上毛町の取り組みがグッドデザイン賞を受賞しました。
おめでとうございます!