(あえて普通にブログ更新します)
いま、福岡県の筑後地方を舞台に、とあるプロジェクトの計画を
進めています。
簡単に言うと、ちくご版トライアルステイ。
詳細の発表はまだ先になるかと思いますが、
「なんかわからんけど興味ある!」という方は、ご連絡ください。
というわけで、先週は「みやま市」と「八女市」に行ってきた。
まず、筑後がどんなところか。
こんなところです。
極端すぎるかもしれないけど、移動中は基本こんな感じ。
「のどかな」という表現が似合う景色。
バイクで走っても気持ちよさそう。
まず見せていただいたのは、
みやま市名物「長田鉱泉」と「鉱泉の駅」。
炭酸を含む鉱泉が湧いているとのことで、平日の昼間でも
ひっきりなしに人が訪れて、水を組んでいく。
1分間20円というアバウトな料金設定が面白い。
(だいたい5リットルくらいらしい。)
飲んでみたら、たしかに炭酸っぽい、というか鉄っぽい。
炭酸が含まれているのでサイダーとか作るのによいとのこと。
その駐車場エリアに、「鉱泉の駅」という地元名産品などを売る建物
があるんですが・・・
びっくりしたのは、建物の前にあるこれ。
コガコーラ、サクラジミー、鉱泉ラムネ・・・などなど、
見たことないジュースばかりが並んでいる。
これは間違いなくあの人の仕業だろうと、早速twitterで問い
かけたら、やっぱりそうでした。恐るべし、自動販売機占拠。
そして、次は「八女市」へ移動。
八女と言えば「お茶」が有名かもしれないですが、今回の目的は
八女市中心部にある、「八女福島伝統的建造物群保存地区」。
(名前が長い!)
こんなことになってるんです!知ってました?
恥ずかしながら、ぼくは初めて来たので、驚きの連続。
築100年以上(古いものは江戸時代から)の町家が残っている。
いや、残している。
政策で保存地区に指定し、外壁の修繕に補助金を出したりしながら、
この町並みを維持しているとのことで、並々ならぬ努力を感じます。
歩いていたら、とても良い香りがするので、ふらっと入ってみたら、
お茶を加工している真っ最中でした。
できたてのお茶を、しかもこんな素敵な町家の中でいただくと、
いつも飲んでるのが同じお茶とは思えないほど、深い味がしました。
行政の方にお話を聞いていて面白いと思ったのは、八女市外から移住
して、古民家を改装したカフェ、ギャラリー、工房を開く人がいるということ。
例えばこんな風に。(こちらはカフェ)
町家なので、1階は土間仕様で、そこを工房やアトリエ兼お店に
利用し、2階を住居として使うのがしっくり来ます。
ものづくりをしている人であれば、たしかに場所は問わないし、
文化的な香りの職人さんが集うこのエリアで暮らすライフスタイル
というのは面白い選択肢だと思います。
最後に、土橋市場。
ここは、町家エリアのすぐそばにあります。
神社の敷地(境内)の中に、所狭しと飲食店が立ち並んでる!
スナック、スナック、美容室、スナック、スナック、バー・・・・。
神様もびっくりなコラボレーションに言葉を失いながらも、
八女の魅力にはまってしまった一日でした。
もちろん物件もいろいろ見てきましたが、それはまた追々。
福岡の郊外、リラックスエリアと言えば、「糸島」が注目されてます
が、ちくごエリアの文化的な魅力、緑と川が広がる景色にも十分
ポテンシャルを感じます。
物件の紹介も追々できそうです。