昨日の西日本新聞朝刊で、DMXで分譲した糸島のプロジェクト、
そしてぼく個人のライフスタイルについて、掲載されました。
こちらから読めます。
カラーだし、扱いも大きかったので、知人・友人も含め、
いろいろ反響いただきました。
すべての前提条件をなくして、「どんなところに住みたいか」考えたときに、
たぶんかなり多くの人が、
「海のそば」
と言うのではないでしょうか?
もちろんぼく自身もそうであったし、それは人よりも強い思いかもしれません。
その時、実現を遠ざける一番大きな要因は、「仕事」だと思います。
大多数の方が都心(福岡で言うと天神・博多)で働いている実情を考えると、
たしかに海辺(福岡で言うと糸島等)から通うのは大変だというのも分かります。
そこで、その解決策としても面白いのが二拠点居住。
平日はさすがに忙しいし、夜も遅いこともあるので、中心部の職場に
なるべく近い立地に(小さな)家を持ち、週末にかけて海辺の家の
居住するというライフスタイルです。
そうすると、次にハードルになるのが「費用」。
これを、西日本新聞の記事にあるように、ごく平均的な新築マンションを
買う金額くらいで、2つにわけて両立させます。
もちろん、よほど裕福でなければ、経済的に限られているでしょうから、
「築年数」「広さ」で妥協することは必須です。
ぼくの場合は、中心部のマンションを50平米強にして、古いのをリノベ
してるし、海辺の方もかなり小さい家です。
それでも、毎週毎週ポストに入る、ありきたりな新築マンションを買うより
個人的にはこっちの方がいいなぁと思ってます。
(新築マンションを買うことを全く否定するわけじゃないっす)
余裕ができたら、どちらも少しずつグレードアップしていけば
いいと思います。
それと、特に強く思っているのは、よくある「退職したら老後は海のそばで
静かな環境で暮らしたい」という話の矛盾。
老後に交通の不便な海辺で暮らし始めるのって、かなり無理があります。
運転もしんどいし、なにより病院や買い物施設が近くにあることが
必須になってきたりしますので。
そんな理由で、移住したはいいけど、楽しめたのは数年で、すぐに
中心部に戻ってくる、今の家を売りたい、というような相談もうけます。
そして、海を楽しむなら、絶対若いときの方がいいと思ってます。
見てるだけじゃなくて、実際に海に入るし、泳ぐし、楽しい。
「将来」を期待しないで、「今」いかに楽しく暮らすか考えたい。
そんなこんなで、糸島二地域居住計画やってます。
第一期分譲は情報公開する前に売れてしまったので、第二期を望む
声もいただいてます。そのうちやるかもしれません。