北欧をメインとした各国のデザイン・品質の優れたインテリアの販売、自社でもオーダー家具や什器を制作してくれるお店「studio donut」。オーダーアイテムは一貫して自社工場にて、熟練した職人による設計・加工・溶接・塗装すべての技術を注いで一点一点手作りで製作されています。
「AKEBONO」プロジェクトでは洋服などを掛けられる各部屋の「吊り下げバー」と2部屋限定の「可動式クローゼット」を担当していただきます。
—お店を始められた経緯を教えてください?
店舗を構える以前からオリジナルの家具や什器を製作をしていたのですが、デンマークのデザイナーの方に気に入って頂いて、図面などのやり取りをしていたところ「北欧にある商品を売ってみてはどうか?」と提案があり、オープンに至りました。
—今までにどのようなものをオーダーで制作してきましたか?
複合商業施設のハンガーラックといった什器や、個人のお客様ですとテーブルや椅子といったご注文が多いです。変わったものですと、木の形をしたハンガーラックですとかテーブルとハンガーラックが組み合わさったものも作らせてもらいました。同じ物を沢山作るというよりは、ご要望に合わせて少数を制作することが多いですね。
—1月に太宰府にお店を移転されるとのことですが、太宰府を出店地として選ばれた理由は?
オーダーアイテムが増えて、工場との移動を極力縮めたいというのが大きな理由ですが、太宰府に魅力を感じていたことが根本としてあります。住まいも太宰府ですし(笑)。大宰府は外国の方などたくさんの方が訪れる場所なので、今までの品揃えに加えて日本の良さが伝わる商品も置いていきたいです。
—今回のプロジェクトに参加していかがでしたか?
今まで自転車を置くものは制作したことがありますが、吊り下げバーは仕事としては初めてです。作っていてとっても楽しかったので、可動式クローゼットも含め、今回はほぼ全ての工程に携わりました。お住まいになる方にも面白がって使ってもらえたらと思います。