ニューヨークから帰国した彼は、早々にブログやSNS、飲み会などで旅の土産話を繰り出す。
土産話はいらない、土産がほしいんだ。
まわりの誰もがそう思っている。
そんな周囲の心の叫びとは裏腹に、時差ボケの話題へ意気揚々とジェットストリームするのは皆様ご存知、坂田くんである。
彼の前回のブログなんかは、帰国直後とあって中々の熱量だ。
ニューヨークを伝えたい気持ちが先行しすぎて、タイトルからすごかったのだが、お気づきになっただろうか。
「ニューヨークでせひ行って欲しい場所~その1~」
というタイトルで始まるのだが、「ぜひ」ではなく「せひ」になっているという。
いち早くライブ感を伝えようと飛ばしたのだが、結果、濁点を飛ばしてしまうというミラクル。
本文も目が離せない。
~しかも海外自体が5年ぶりと昔の感を取り戻すリハビリのような旅に。~
というフレーズ。
多分「感」ではなく「勘」だと思うのだが、彼の性格上、敢えて「感」としたんだと言い張る可能性も否めないという、独りよがりのダブルミーニング。正直、坂田くんの「勘」も「感」も我々としてはどうでもいいことから、見逃しがちなポイントだ。
なお、この一節は文脈の中で全く必要としない箇所であり、明からに「昔は相当、海外に行ってたんですけどね」的なアピールであることが汲み取れるわけで、そこから、坂田節は快感ゾーンに突入。
~せんな方にぜひ体験していただきたいのが、チェルシー地区の古いビルを一棟まるごと使ったショー「SLEEP NO MORE」。~
のっけからのタイプミスはご愛嬌だろう。
むしろ、すごいのはこの「SLEEP NO MORE」を紹介したと思えば、あっという間に訪れるクロージング。
~と言ってもよく分からないと思いますので、詳しくは実際に体験してください。~
おめぇ、行かなきゃ分かんねーよって、そりゃそうだけど、たった100文字程度のレポートって!!超ラフ。
理由はネタバレになっちゃうからってことだから、しょうがなく腑に落とすんだけども。
とにも、坂田流ニューヨーク指南が満載な前回のブログは必見(タイトルで~その1~というからには~その2~もあるという怖さも含め)。
そういえば、彼がニューヨークに発つ前とか行ってる最中とか、共通の先輩、友人に「坂田くんはニューヨークなんです。」という報告をするたびに
「は、何で!?」
「え?なんそれ、むかつく。」
という反響、いや、反感がすごかったのだが、帰国後のカブれ具合は報告できてないので、この場を借りてそれをチェケナしたい。
いかがだったでしょうか。
ちなみに、タイミング同じくニューヨークへ行った弊社代表、長谷川。
帰国後はサイトの調整や相当溜まってしまった案件に休日もなく、アウトプットなど当然ままならない状況であることは目に明らかだったのだが、、
まあ、ふたりとも無事帰ってきてよかったということで。
たった1週間でこれだけカブれたアメリカ、ニューヨーク。
まもなく本田代表が帰国するのだが、楽しみでならない。