石野卓球という天才と同時代を生きる幸せ


みなさま、電気グルーブという音楽ユニットをご存じでしょうか?

最近はあまりユニットでは活動していなかったので、知らない方もいるかもしれませんが、
日本にテクノを広めたパイオニア。現在は石野卓球とピエール瀧の2人で活動しています。

最近では、個人での活動が多く。
石野卓球はDJとして、様々なフェスやイベントで活躍し、
ピエール瀧は音楽より俳優での活動が多くなっている気がします。朝ドラも出てましたし。

そんな電気グループのライブが久々に福岡で行なわれました!
実は、これまで石野卓球のDJは何度か見たことがあるのですが、
電気グループのライブは今回がはじめて、どんなライブになるのかとても楽しみです。

場所は北天神にあるDRUM Logos。
1000名弱のキャパなので、アーティストが近いこと、一体感が生まれやすい箱です。

で、実際、ライブがどうだったのかというと、
めちゃくちゃ最高でした。過去に経験したライブの中でも3本の指に入るくらい。

DJの時の石野卓球は、じらしの天才。ためて、ためて、ためて、開放する。
これまで、何度このサディスティックなプレイで苦しめられ、楽しませてもらったか。
日本のDJの中でもトップに君臨し、ベルリンのラブパレードでもプレイするなど、世界的にも有数のDJです。

しかし、電気グルーブでは、じらしはほどほどに、謎の歌詞に世界観がある音楽。
そして、合間合間に入る石野卓球とピエール瀧のMCの掛け合い。
石野卓球が訳の分からないことを言うのをピエール瀧が優しく答えていく。
そんなピエール瀧の石野卓球に対する愛に溢れていました。

そんなMCもはさみながら、音楽では会場を最高潮に盛り上げ、一体感を作り出していました。そんな音楽のライブだけではなく、総合的なエンターテイメントという内容。

そして、ライブが終わったら21時。18時30分スタートだったので、2時間半も。
こんなに時間を過ぎることを忘れたのは久々でした。

DJでの石野卓球しかしらなかったことを少し後悔。
もっと早く電気グルーブのライブを生で見てみたかった、、、

でも、そんな彼らと同時代に生きていること、それ自体が幸せなのだと噛みしめている今日この頃です。

5月にある海の中道でのサークルや阿蘇での阿蘇ロックフェスティバルにも出演予定なので、
気になる方はぜひライブを体験してください!

電気グループのライブが終わった直後のDRUM Logos。