若きエナジー


「 お電話ありがとうございます! みなさまの〇〇カフェでございます♡! 」

 

これは私が二十歳の頃、憧れのカフェで働いていた時の電話応対のセリフ。

 

学生時代、飲食店のアルバイトで接客の楽しさを覚えた私は、高専というマニアックな理系学校を卒業したもののカフェで働くという道を選んだ。

熊本市郊外に数店舗の人気店を展開していたカフェ運営会社は、
’居心地こそカフェの醍醐味、空間・人を含めてカフェだ!’というスタンスから、’サービス’にも強いこだわりを持っていた。

 

電話応対のセリフもその一つ。
朝は窓拭き、店内とカフェ周辺の清掃からスタート。
ご来店の車が窓から見えたら猛ダッシュでお迎えに向かい、不満ひとつないむしろ感動を与えるほどの気持ち良い接客で過ごしていただく。お帰りの際は履きやすい位置に靴を置き、車が見えなくなるまでお見送りをする。
毎日、お客様に喜んでいただきダイレクトで笑顔をもらう、ハードながらも楽しい日々。

 

このカフェしごとの経験は、社会人としての私の基盤にもなったし、いろんな事を学び感じる貴重な機会だった。

 

 

あれから12年。
社会の荒波に揉まれ、社会人12年目の冬。

 

最近の私はこう。
「はい、DMXでございます」
あの頃とはトーンの違う声で、単簡に円滑であるよう心がけ淡々と対応をする日々。

 

不動産業界はオンシーズンとなり、電話の数もいつもより多くなってきた2月のある日、
一本の電話がかかってきた。

 

「鹿児島県立短期大学の坂井と申します!インターンを希望しています!!」

 

電話の向こうから聞こえてきたのはフレッシュで覇気のある声!
(あの頃の私のよう・・!)第一印象はそうだった。

 

冷たい私は「履歴書を送っていただけますでしょうか」とそっけない対応。
その言葉にもひとつも怯まず、
「学生なのですが大丈夫でしょうか!」と再質問。
「鹿児島R不動産が実施されていた南薩トライアルステイを体験し、御社の取り組みに大変興味があります!」

 

!!
これはまた関係者が聞いて喜びそうな内容を!

 

早速、社長に報告。
諸々をクリアし人事部長の考察を経て、晴れて。

 

3月1日より、坂井さんがインターンとしてDMXへ来てくれることになりました!

 

初日から早速企画チームの会議に参加。

 

平成10年生まれの19歳。
福岡県柳川出身。趣味はサバゲ―(!)とスニーカー収集。今ハマっている音楽は1970年代DISCO。今年になってからは初海外、初一人旅でオランダを経験してきたそう。

 

普段19歳に触れる機会がなく興味がありまくりな私は、いろんな質問をしたり、自分の若い頃を思い出したりして楽しませてもらってます。

 

那珂川町の現地視察にも同行。

坂田先輩。

 

DMXオフィスでは、19歳の若きエナジーを迎え、大人のドス黒い会話を封印気味な3月。

 

3月はまたの名を弥生。その由来は、
草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まり「やよひ」となったそう。

 

4月からは短大2年生。これから就職活動が始まるという坂井さん。

DMXでいろんなことを『楽しんで』もらいたいと思います!