不動産屋たるもの、Wのスーツでビシっと決めて、札束片手に夜な夜な中洲へ。
土地とランボルギーニと女をチェリーのように転がしまくる、バブルでジゴロな男を目指すべきだ。
だが、現実はどうだ。
つなぎ着て山奥の物件調査で虫に怯え、マウス片手に夜な夜なレインズ(物件サイト)。
転がすつったら、暇つぶしに坂田くんを転がしてるくらいだ。
これは、いかん。
確かに仕事は楽しいし、人にも恵まれていると思う。
ただ、そんな居心地の良さにあぐらをかいて野心を忘れている自分がいる。
たまには若い女子と交流して、不動産屋としての野心に火を灯さねばとテレクラを探しはじめた矢先の出来事である。
思いがけないアプローチがあった。
しかも若い女子から。
時はバレンタイン。
僕みたいなくたびれたおっさんには毎年無用のイベントだが、今年は違った。
朝、デスクに置かれていた小包。
そこに添えられた手紙は間違いなく、若い女子の筆跡である。
これは、とびきり若い。
きっと学生さんだ。
そう、贈り主は弊社スタッフの娘さん、るーちゃん。
9歳(超若い!)。
しかも、僕が惰性で不定期連載をしているアール君まで描いてくれている。
そう、彼女はアール君の連載を楽しみに待ってくれている世界でたったひとりの読者なのだ。
なんと、嬉しいことだろう。
例え、数日前に自ら「おれにもチョコ作って!って伝えとって。」とお願いしたことであろうとも、ほんとに作ってくれるとは。
しかも、めちゃくちゃウマかったです!!
ありがとう!るーちゃん!!
ということで、若い女子との交流で野心を取り戻した僕は、漫画家の夢に直走ることになりましたとさ。
ちなみに、るーちゃんのかーちゃんである岩崎氏がちょっと前にブログで発表してたAKEBONOプロジェクトの新作。
無事、完了してます。
なんと、募集前に入居者さんが決まるという最高の結末。
関係者に深く感謝です!!!