自分で眼鏡を作る


最近、自分で作れるものは自分で作ることが見直されていますが、忙しい毎日を過ごしているとなかなかできないことも現実。

そんな中、眼鏡作りのワークショップをするということで、行ってきました。会場は毎週のように通っている那珂川町南畑にあるカフェ「three trees」。とても素敵な場所なので、ぜひみなさん行ってみてください。

眼鏡との付き合いは、小学校5年生からなので、もう20年以上。
でも、今まで眼鏡を作ろうと考えたことは一度もありませんでした。

一応、美大に通っていたので、普通の人よりは何かを作るということは身近だったはず。
過去を振り返ってみると、学祭でカフェを作ったり、リヤカーを改造して屋台を作ったり、知り合いの事務所のリノベーションをしたりと学生時代は何かと作っていたな~と。でも、社会人になってからは、、、

そんな時にこの眼鏡作りのワークショップ。ちょうど眼鏡を変えたいなという時だったんで、まさに僕のためにというタイミング。

とはいえ、眼鏡って作れるの?という疑問が。
そもそも、眼鏡って、金属でできているものもあれば、プラスチックのようなものも、中には木でできているものも。

てな感じで会場に行くと、そこには無数のデザイン画と色んな板が。
まずはこの中から自分の好きなデザインと素材を選ぶことから始まります。
でも、これがなかなか難しい。眼鏡を正面から描いたデザイン画はたくさんの種類があるのですが、細かい違いしかないものも多く、どれが自分に似合うのか全然分かりません。素材も何かの樹脂でできたものなのですが、これもどれが良いのかなかなか決められず。。。1時間ぐらい悩んだ挙句、先生のアドバイスを受けてようやく決定。

その時には、周りの方は次の作業に。

次は選んだ板にデザイン画を貼って、糸のこで切り出す作業に。
こちらはカーブの部分が難しかったですが、何とか形に。
そして、最後にやすりで磨いて整えます。

実際の作業は糸のこで切ることとやすりで磨くこと、少し慣れれば結構できてしまいます。
レンズを入れる溝ほりや鼻にかかる部分など、さすがに素人にはできないこともたくさんありますが、意外に誰でもできることに驚きました。

あと、久々にものを作ってみて、作業に集中して無心になれる時間っていいな~と再確認。定期的にこんな時間を持たないとなと反省した1日でもありました。

ということで、夢中になりすぎて写真撮るのを忘れていたのですが、なんとか最後に撮った写真がこちら。

別の日に耳にかける腕の部分を作って、今は職人さんに微調整いただいた上でレンズを入れてもらう作業をしてもらってます。

完成は2月末。どんな仕上がりになっているか楽しみです。