ジャズのすゝめ


ジャズ好きですか?

 

なんて聞くと、返ってくるのは「うーん、ジャズかー」という反応。

 

全然嫌いじゃないんだけど、どうも敷居が高いような気がして。それに、あんまり機会がないし。という感じ。

 

私も大学の頃はジャズ研に入っていましたが、確かに、自分が演奏するとなると、これはなかなか大変。

 

 

 

しかし、聴いて楽しむのは、実はとっても簡単。

 

興味なくはないけど、よくわからないという方におススメしたいのが、生演奏。

 

名盤CDを何枚も買ってきて聴くよりも、プレイヤーの熱いセッションを目の前で聴くほうが、断然楽しい。

 

特にお酒が好きな人はどっぷりはまる可能性大。

 

生演奏をしている場所って、意外と近くにあるものです。

 

 

 

 

 

 

今日はもっと身近に感じられるジャズの世界を少しだけご紹介します。

 

 

 

 

 

 

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春吉にあるDMXのオフィスから徒歩30秒。

 

JAZZ INN NEW COMBO。

 

1980年代から続く、福岡でも老舗のジャズクラブ。築100年を超える建物を改修している点もR不動産的には見逃せない。

 

 

 

20時前、演奏開始直前、店内に入るとすでにたくさんの人が。

 

カウンターで受け付けを済ませ、店の奥へ。

 

壁には往年の名プレイヤー達のポスター。レコードもたくさん並んでいい雰囲気。

 

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ステージを取り囲むようにテーブル席が並んでおり、みんなワイワイとお酒を飲んでいます。

 

自分たちもお酒を頼んで、席にスタンバイ。

 

しばらくすると、照明が暗くなり、演奏開始。

 

 

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ここで、簡単に補足。

 

好き勝手にやっているように見えるけれど、ジャズの演奏には決まった流れがあります。

 

最初に、「テーマ」と呼ばれるメインメロディを弾きます。

 

それが終わると、「アドリブ」。テーマを崩しながら、自由にメロディを奏でます。アドリブは、管楽器、ギター、ピアノ、ベースと順番に回ります。そのあとは、ドラムとほかの楽器の掛け合い。

 

そして再び「テーマ」に戻り、曲が終わる、という流れです。

 

これさえ覚えておけばOK。

 

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客層もとにかく幅広い。

 

楽しそうな若い女性グループ。

 

テーブルの角に1人で座る、Yシャツにループタイをした、オシャレなおじいちゃん。

 

気持ちよさそうに小刻みに揺れる仕事帰りのサラリーマン。

 

 

 

お客さんと演奏者の距離も近い。

 

良いアドリブの後には「ヤーッ」なんて、声が飛び交う。一曲終わればみんな拍手。

 

飛び入りの人たちでいきなりセッションが始まったりすることも。

 

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ジャズスポットは福岡にいくつもあります。

 

難しいことは何にもなくて、おいしくお酒を飲んで、楽しく演奏するプレーヤーと、楽しく過ごすこと。

 

 

熱い演奏と心地よい空気感に、酔いしれてみてはいかがでしょう。

 

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