すんごいカッコいい空間がありました。
ここにいるヒト、モノ、場所、想いどれもがイカシてて久しぶりにアツい気持ちに
なったぜ!。「ぜ!」とか使っちゃうぐらいです。
(倉庫の2階部分。贅沢すぎる広々オフィスに。間借りしたい・・。)
(こちらは金の壁!)
とある方にご紹介いただいて伺ったのは
この場所を自社工場として、鉄製のハンガーラックやディスプレイ什器、家具のプロダクトを制作している職人たちの会社です。
しかも数年前に会社・工場ごと東京から福岡へ引っ越してきたという代表の清水さんとお話をすることができました。
その日は、時間を忘れてしまうくらい色々な話を聞かせてもらえて、盛りだくさんこのブログでも伝えたい事はあるのですが、印象に残ったいくつかをざっくりと簡単に。
(実は清水さん、すんごい経歴の持ち主なのですが)ショップやカフェなどのインテリアデザインの仕事もされていて、街のアパレルショップを何気なく見て回っていた時に、ふと思った。「内装にはこだわるお店が多いけど、いざ商品がかかっているハンガーラックや什器はなんでこんなにカッコ良くないヤツが多いんだろう」と。その工程を辿っていくと・・クライアントからすると選択肢がなかったのです。確かに私も内装工事の仕事にも携わっていますが、こう言う什器なんかどこで探せばいいのかって意外とわかりません。おおまかに言うと要はインテリアデザイナーや工務店からお決まりのものを出されるがまま、なんとなくその中から選んでいた。
ならば、とオリジナルのプロダクト商品の開発を進めていくことに。清水さんの「ハンガーラックも家具です」という何気ない一言には強いこだわりとアツい想いを感じたのが、今でも頭を過ぎります。
(この場所で職人たちが丹念に作り上げていく。先日はスケボー会場になったこともあるとかないとか・・・)
(更にはショールームまで。整然と並ぶ什器に魂がこもります。)
すべての商品はこの自社工場で生産され、もちろん1台からも受注可能。
デザイナーとしての目線でもあれば、鉄工職人としての目線、更には消費者の目線で作られていく商品は、センスよく独特の存在感を持ち合わせています。もし、そんな家具たちを探していたのならば、ショップの方も自宅にでも、まずはここを訪れるべきでしょう。