たまには九州を離れて・・・


さて、年も明け、すでに1月も終わろうとしています。

毎年、1月〜3月は、何故か心が忙しくなる時期・・・

というのも、前職でマンション販売をしていた私。

4月からの新年度にむけて、一般的に不動産が一番動く時期とされているこの3ヶ月。売る側も買う側も気合が入っているわけで、自然と自分も気合満点になってしまうのです。

なんだか、その感覚がまだぬけていないような・・・

 

ただ今年は、DMXの企画チームという違う景色から、R不動産の営業チームがとても忙しそうにしている姿を見ていて、陰ながら応援しているのであります。

(面白い物件ばかり紹介しているので、お客さんも型にはまらない方が多く、通常はいわゆる不動産業界的な忙しいシーズンに左右されないそうなのですが、今年は消費税増税ラッシュや景気回復?などが重なり、どうやら福岡R不動産のような変わったチームにも影響が出ている模様です)

 

そんなこんなで忙しい皆を横目に、先日関東に行く機会があり、ずっと気になっていた場所に念願叶って行ってきました。

とても、素晴らしかったのでご紹介を。

 

それは、千葉市緑区にある日本初の写実絵画専門美術館の「ホキ美術館」です。

美術館好き、建築好きの方ならご存知の方も多いことでしょう。

雑誌などで見たことある方も少なくないはず。

 

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日本建築大賞も受賞している何ともインパクトに残るこの外観。

 

一度目にしたら、なかなか忘れません。

 

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外からも中からも不思議な構造ですが、長い回廊が特徴的で、

写実絵画コレクションのために設計されたというこだわりが、建物の随所にちりばめられています。

 

・美術館では珍しい、ガラス窓から入る自然光を活かした展示室。

・展示照明では、世界でも類をみない全館ほぼLED照明を導入。

・床には長時間の鑑賞でも疲れないようにゴム素材を使用。

 

など・・・美術館としては珍しい特徴が挙げられます。

また、千葉県最大の公園である昭和の森に隣接しつつも、それ以外は住宅街に囲まれており、突如あらわれるこの建物を見た時の、異質な感じもまた面白いところです。

 

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ガラス張りの部分は、本格的なイタリアンレストランが入ってます。すぐ隣には昭和の森公園。

 

また、もちろん建物だけじゃなく、美術館の内容も最高でした。

これは本当に絵なの?と思うぐらい、繊細かつ緻密に描かれている写実絵画に触れ、驚きとためいきの連続。

知らなかった写実絵画の世界に一気に引き込まれました。日本を代表する写実絵画の巨匠が、ホキ美術館の為に書き下ろした作品コーナー等もあり、本当に見応えばっちり。全く、絵に興味の無い方でも、写実絵画であればすんなりと入り込め、楽しめるはず。

 

ちなみに、私が今まで行った美術館の中で、おすすめ度、断トツでNo.1です。

 

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ちょっと銚子まで足を伸ばすと、屏風ヶ浦の綺麗な夕陽も見ることができますよ。

 

たまには、九州を離れて違う空気を味わうのもいいですね。

東京からも電車で1時間ほどで行けるので、興味がある方はぜひ足を運んでみて下さい。

 

 

 ホキ美術館

〒267-0067 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15

TEL:043-205-1500